LET関東支部 eラーニング研究研修部会 研究会

2014年度第1回研究会

OSM11100003.jpg日時:関東支部 eラーニング部会ワークショップのお知らせ(2015年3月18日水曜日)
「Screencastソフトの利用方法〜タブレット活用と反転授業のために」
タブレット端末を利用した外国語教育の取り組みがますます推進される一方,実際の現場でどのように使用されるべきか,何を使うべきか戸惑っている先生方の声をお聞きします.本講座では,授業の中での共有と反転授業ビデオや解説ビデオ製作に有用とされる「スクリーンキャスト」と呼ばれるソフトウエアに着目し,その効果的な利用方法について,講義とハンズオンを行います.Explain Everythingというアプリ(有償¥300)が入っているiPadをお持ちの先生は,ご自分のものをお持ちくださいご自分のiPadをお持ちの方は,Explain Everythingをインストールの上,お持ちください.iPadをお持ちでない場合には,貸出いたします。
<時程>
3月18日(水)首都大学東京 南大沢キャンパス1号館105教室
司会:神田 明延(首都大学東京)
13:30-13:55 はじめに 小野 雄一(筑波大学)
「iPadを活用した授業支援とスクリーンキャストの利用」
*本研究会の目的の説明,チエル社による説明・簡単なハンズオン。
14:00- 講習開始 スクリーンキャストソフト(Explain Everything)の活用法(i)
講師:藤本かおる(首都大学東京国際センター)
14:55 休憩
15:05-講習再開 スクリーンキャストソフトの活用法(ii) 講師 藤本かおる
15:55 質問受付
16:00 終了
・お持ち込みのタブレットについては、AndroidやWindows8.1のものでもexplain everythingのアプリはインストール可能ですが、ワークショップではiPadを標準として説明しますので、他のデバイスにおける操作の違いや、動作の安定性については対応しかねますので、よろしくお願いします。
・ワークショップでは無線LANでのアクセスが必須になります。学内にあるものも使えますが、必ずしも安定したアクセスは保証できませんので、ご自分のモバイルルーター等をお持ちの場合は、そちらもご持参ください。

2010年度第1回研究会

2010年12月4日(土)10:00~11:40       
場所:首都大学東京 南大沢キャンパス6号館403教室       
内容:クラウド・コンピューティングとしてのGoogleの授業利用
講師:峯 慎一(明治大学)、神田 明延(首都大学東京)
概要:昨今のコンピュータ利用のトレンドであるクラウド・コンピューティングでは、処理するデータをローカルからネット側にあるサーバーに置くことで、大きな価値を生むものである。その一つにインストールするソフトからネット上のサービスへの移行が挙げられる。その代表的な存在であるGoogle Documentsの語学授業において利用する方法をHands-on Workshopも含めて考えたい。

2009年度第2回研究会

日時: 2010年3月13日(土)14:00-16:00
場所: 東京外国語大学 (研究講義棟304室)
講師: 長沼 君主 先生(東京外国語大学)
講演題目: 「NetAcademy2の利用による副専攻英語教育補完のための自律学習支援プログラムの開発と課題」
概要: eラーニング教材を自律学習支援のための道具として用いることにより、どのように副専攻英語教育の質保証を行っていくか、NetAcademy2を大学の教育プログラムに組み込んでいく意義と、単位認定課題として運用するにあたっての可能性について、 広く参加者のみなさんと議論をしたいと思います。

2009年度第1回研究会

日時:2009年9月12日(土) 14:00-15:45
場所:早稲田大学 早稲田キャンパス 15号館02教室 
内容 ~LL/CALL意見交換会Ⅱ~   「ウェッブとのハイブリッド化を果たしたCALLシステム」ラウンド社CALLシステム
 本部会はこれまで学習環境部会と合同でCALLシステムについてデモを見て、意見・質問を交換し合ってきました。今回e-Learning部会として取り上げるのはラウンド株式会社のtRoute 6400EX というシステムです。この特徴は
 ①音声画像を扱うのは安定したアナログ転送システム
 ②各種データファイルを扱うのはウェッブシステム
というウェッブとローカルのハイブリッド型という新たなCALLシステムの形態です。特に②により教室外でも教室内と同じインターフェイスで、教員は準備やデータ整理ができ、学生は自学自習に取り組め、LMS的な働きをしています。またこれによりCALLシステムの軽量化、低コスト化が図られます。それでいて、従来のLL機能(ペア、カンファレンス、インターカム、音声練習・録音等)や画面転送機能は十分に揃っています。
 以上のシステムについて皆様から様々な意見をいただき、より良いCALLシステムの形を考えたいと思いますので、ご興味・関心のある方は奮ってご参加ください。

2008年度 第2回eラーニング研究研修部会 講習会報告

OSM11100001.jpg日時: 2009年3月7日 (土) 14:00-16:00
場所: 東洋大学白山キャンパス 6号館2階 6214教室
講師: 湯舟英一先生 (東洋大学)
題目:「記憶から見た英語学習 ─ e-learning 学習と教材への示唆」
概要:人間の記憶、とりわけ長期記憶と学習のメカニズムについて、認知心理学と脳科学から概観し、英語学習への示唆について考察した。スキル反復訓練は e-learningが得意とし、コミュニケーション能力 の習得には他者の介入が不可欠な点等について、認知的見地と社会環境的見地による理論的基盤から再確認することができたと思う。
*参加者は14名。最新の研究成果を取り入れた大変刺激的な講演でした。参加者からは英語教育の理論的裏付けを得られたと好評でした。活発な質疑応答もなされ、講演終了後も質問が絶えないほどでした。

2008年度 第1回eラーニング研究部会 講習会報告

日時:2008年9月27日(土) 14:00~16:00
場所:学習院大学 西1号館201教室 
次第 (敬称略):
1.講習会の趣旨説明:「CALLとCMSについて」 神田明延(首都大学東京)   (14:00~14:10)
  CALL教室といえば、重装備のフル規格のCALLシステムばかりでなく、個別機能を組み合わせたシステムでも十分CALLになります。その意味で今回は画面転送システムとCMSを併用することの意義と将来への展望を解説していただきました。
2.授業研究:「多様なCALL環境―Moodleと画面転送機能の組み合わせによるCALL」熊井信弘(学習院大学) (14:10~15:00)
 PCと画面転送装置 (CAI-ACE)を備えた教室で、Moodleを使用した授業を実際に体験しました。画面転送の切り替えが早く、フル規格のCALLシステムに劣らぬ授業展開ができます。学生機をコントロールできる点にも参加者の注目が集まりました。オンラインテスト作成サイトQUIAの紹介や、インターネット上の素材を教材化する際の問題点(著作権など)についてもお話をいただきました。
3. ワークショップ:「ウェブによる音声録音システム-Wimba Voice Board の利用」                               熊井信弘(学習院大学) (15:10~16:00)
 Wimba Voice Board はもともと音声を使ってメッセージを投稿したり閲覧したりするフォーラム(掲示板)を運用するシステムですが、ブラウザ上で録音できる機能をシャドーイングの練習に応用した授業の説明があり、音質のよさと操作の簡便さを実感しました。授業ではアップロードされたシャドーイングの音声を学生同士が聞きあって、相互に評価しているとのことです。費用の負担がやや大きいということから、これに代わるMoodle用のモジュールを開発中とのことです。いずれにせよ、LL機器がなくてもPCさえあれば、いつでも、また、どこからでもウェブ上で音声練習や音声のアップロード・ダウンロードが可能になります。
※参加者は当日参加も含め25名になり、盛況でした。上記のとおり、内容の濃い充実した講習会でした。アンケート結果からも概ね好評を得ました。

2007年度 第1回eラーニング研究部会 講習会報告

「Moodleによる授業運用入門~LMS,CMSに何ができるのか?~」

日時:2008年2月23日(土) 14:00~16:00
場所:首都大学東京・南大沢キャンパス 6号館4F403CALL教室  
次第(敬称略):
1.講習会&プロジェクト報告  岡崎弘信(創価大学) (14:00~)
  講習会に先立って、LET関東支部プロジェクト研究報告として、各種講習会ワークショップのあり方を検討された報告がされました。今後はそれらを支部でアーカイブ化していくことが準備されているようで楽しみです。また、ワークショップの要望が多い内容は多岐に分かれており、収斂することの難しさがありそうです。
2.実践報告:XoopsとMoodleを比較して 神田明延(首都大学東京) (14:20~)
 CMSとは何か、なぜXoopsとMoodleを使うのかという基本的な入門の話しと、授業で使ってみた結果などを報告した。
3.講習:Moodleで授業を運用するには 宮添輝美(国際基督教大学) (14:40~)
 Moodleの基本的な使い方を講習。インストールを除き、プロフィール編集から、各種リソースのリンクの張り方、フォーラムの作り方、また説明だけになりましたが、クイズやHotPotatoesとの連動性などを学びました。また授業での運用での成果や効果なども話されました。また参加者へのアンケートもMoodleで行い、概ね好評を得ました。
 参加者は予約された人が全員来られて13名で、盛況でした。また練習用のMoodleのアカウントはその後も3月一杯開放されるということで、Moodleの良さを知っていただけるとありがたいです。

CALL,LL教育システム意見交換会  

日時:2007年1月27日(土) 午後2時~4時
場所:上智大学四谷キャンパス 2号館 地下2階 CALL-A教室
内容:株式会社CHIeruのCALLシステム・Calaboについての意見交換
 コンピュータ部会からは岡崎(副責)、神田(責任者)がCalaboを授業で使った実践報告を最初に行いました。 その後標記Calaboについてデモを業者側から行っていただいた後、様々な意見が出されました。出席者の教員ユーザーからは相対立する意見も出され、多様なユーザーに答えるインターフェイスを業者が提供する難しさが前面に出たように思えます。  出席管理、ファイル配布回収、画面転送、AV送信等様々な機能をどのユーザーにも簡易に使えるように整理するのは不可能ではないかと思える。その一方でMoodleのようにウェッブで一部機能を果たすものもあり、これからは、CALLシステムはウェッブと共存する姿が望ましいのではという感がますますしました。

2006年度 第1回eラーニング研究部会 講習会報告

「XOOPSを使った授業運営」

日時:2006年9月23日(土・祝)午後2時~4時
場所:首都大学東京南大沢キャンパス(京王相模原線南大沢
駅徒歩3分) 6号館4F403CALL教室
講師:淡路 佳昌 先生(東京学芸大学付属世田谷中学校)
内容:フリーでオープンソースのCMSであるXoopsを使って、サイト構築だけでなく、授業での活用も学ぶ。
 1.Xoopsとは?その概要説明
 2.Xoopsでできる授業支援の実際紹介
 3.Xoopsのインストールと運用方法
 4.各種モジュールの活用を演習
 準備万端で丁寧に教えてくださった講師の先生のお陰で、Xoopsのサーバーへのインストールの簡易さが実感できました。まったくLMSは初めてという方にも「イメージ」できたという感想が出たぐらい、明快な講習会でありました。
 Xoopsの特性としては、
①コミュニティー形成に役立つツールである。(フォーラム、メッセージ、など)
②モジュールの組み合わせで自由に自分のポータルサイトが作れる。
③小規模ならクラス運営にも実用的である。
④Moodleなどに比べて容量が少なくて済む。
⑤和製CMSとして日本語のガイドブックやHPも多く、レンタルサーバー業者がXoopsをサポートする場合が多い。 というところでしょうか? 特筆すべきは淡路先生作のHotPotatoesモジュールでXoopsとの連携が可能となり、Moodleばりの問題作成もできそうなことです。これにより授業運営の可能性が拡がったと言えます。

2005年度 第1回eラーニング研究部会 講習会報告

当部会では今後のe-Learningで重要な役割を果たすLMSで、オープンソースコードのフリーのもので脚光を浴びているMoodleにも検討してみようと、平成17年3月17日に関東学院大学で公開学習会を開きました。会場校の栄本先生等に授業での実践も含め解説してもらいました。そこでMoodleについての印象をまとめてみました。
①全体として操作性はワープロ感覚で慣れれば平易である。
②掲示板、チャット、小テストなどは語学授業中の運用にも役立つ。
③出席登録や座席表、さらには学習履歴がリアルタイムで提示・共有できればCALLシステムそのものの代替にもなりうる。これは関東支部より提供しているグループウェア<http://egweb.yuchan.com/003/>で現在実現できているが、Moodleの方が汎用性があり、管理が大変ではなさそうである。
④教室外の学習支援は掲示板、メール、ファイル共有等で可能であろう。ただ何を利用してもそうだが、教員の負担増は免れない。
⑤教材作成が平易でも素材がなければ難しい。学習素材としてのテキスト、音声、画像等を著作権を配慮して集めるためには、学習会でもあったように、大学の枠を超えた素材共有機能が威力を発揮するであろう。人間の連帯を深めるためにも、Moodle Consortiumなどの連携のグループを作ると面白いですね。
⑥カレンダーや予定表など便利な機能もモジュールとして追加でき、ポータルサイトとしての機能を果たせそうで、学習者にとってここを中心に学習を進めていくという分かりやすさがある。
⑦オープンソースコードなので、開発力があれば自己流に改変できる。
⑧デザインが割りと平板なので、簡易に変更できるツールがあると便利である。
⑨今後は授業での実践方法や、活用に焦点が移るべきであろう。